旅の心像

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リゾートの島々
バリ島2002
 
バリ島の地図

■ バリ島

バリへと思い立っては別の場所へとの繰り返しをやっと断ち切り、たどり着いたバリ。この旅はちょっぴり贅沢、飛行機はビジネスクラス。とはいってもマイレッジ利用。2週間でチケットからホテルまですべてWebで手配の8日間の旅。珍しくホテルをセミニャック、ウブド郊外、ウブド市街と3ヵ所も移動、長期滞在地候補としての下見を兼ねての旅でもある。若かりし頃、一年を過ごしたスペイン・セヴィリア、さて年齢を重ねた今はどこが最適の地なのだろうか?。



石像
 スミニャックの街

空港から20〜30分でスミニャックに着く。ホテルはVilla Kendil。部屋はメゾネットスタイル、バリトラディショナルの様式で広々としていた。トイレは庭付きオープンエア。この地ではお土産屋見物、と150cmぐらいのキリンいったところ。買い物では五分の一ぐらいから値段の掛け合いを始めるのがポイント。セミニャックのはずれに家具や小物を扱う大きな店(会社のショールーム)を偶然見つける。ここは「現代」の店で「町」の値段の6〜4割の価格。日本からバイヤーが来ていた。背丈ほどの木製キリン(二分割になる)を2体買い、親切にもホテルまで届けてくれる。私のポリシー---旅先では出来る限り歩く---が正解と出る。それと各国、各町でのスパーマーケットがちょっとしたお土産には利用価値大である。失敗談を一つ。判っていても「つい・・」の油断。スーパーの目の前に店を構えた両替屋があるというのにスーパーの軒先に出ていた両替屋で「つい・・」両替をした。もちろん注意深く手渡すごとに計3回も数え直したにもかかわらず、二人組みの相手もさるもの、最後に手渡す際に3割も抜かれてしまった。まるで手品士のような手さばき。


 スミニャックのレストランケーキのようなトウモロコシの天ぷら

歩いて歩いて海辺のレストラン「ルッチオーラ」に砂浜から入店。ベーコンやアボガドなどを挟み込んだトウモロコシの天ぷらだが、まるでケーキのような盛り付浜辺から見たレストラン、ルッチオーラけ。夕食は少々お高い「クーデター」で。ここはモダンな雰囲気でサンセットがお勧め。スーパー近くの「ニクソンズワルン」はお皿に色々の食材を盛り合わせての安くて美味しい定食屋さんでした。まずはネット情報とガイドブック紹介の食事屋さん巡りでした。

いよいよお寺での伝統舞踊が始まる
■ ウブド クトゥ村寺院のお祭り


「今日は僕のお寺がお祭り」というのでクトゥ村寺院にご一緒させてもらった。(僕のお寺とは日本でいう檀家のようなもの?)案内を頂いた方の親族のお父さんと娘さん王宮前の市場でサルン(バティックなどの布を下半身に巻く)とサプーガクランを演奏する人達(腰に結ぶ細い帯)を購入し衣装を調え、夕刻の7時頃到着。寺院の周りには夜店が並び、女性は煌びやかな衣装に身を包み、お供え物を頭にのせ、続々登場、入れ替わりながら祈りを捧げる。ここにヒンズーの、いや祈りの原風景を見た。そして奉納の一つであるバリ芸能の幕が上がる。当日の出演はウブド歌劇団のリーダー「サダ・ブタヤ」。遠慮がちにサイドの席に座り、堪能。ガクランの笛の演奏者はヨーロッパ人。ガクランに参加する子供たちガクランの演奏者達


■ ウブド バタン・ワル(レストラン)

王宮から南にモンキーフォレスト通りを約7〜8分左に折れたところ無農薬野菜使用の店。「SemurTahu」という豆腐、ナス、椎茸をニンニク、醤油、ココナツミルクで煮込んだ料理、「AsamManis」というツナとスパイスをバナナの葉で蒸した料理やシーフドワンタンなどを食べる。この辺りにはしゃれた店が点在。


■ Villa Semana
オープンエリアから寝室を見る

ウブド郊外のAyungRiverに面した山の中のリゾートホテル。10軒ほどのヴィラが点在し、フロントなどというものはない。車を降り名前を告ヴィラの入り口からリビングを見たところげると即ヴィラに案内される。室内はバリモダンの造りで、プールも付き、隣はライスフィールド。リビングはオープンエアで心地よい風とバリ音楽(CD設備あり)が似合う部屋だった。もちろん寝室にはお香が漂う。レストランの前にプール、その先は山という景観。のんびり、ノンビリ、飽きればウブド中央まで送迎車で20分ほど。食事も良い。チェックアウト後にもかかわらず、夕食時にはカムバック。食事をとりながら伝統舞踊を間近に見る。お客は15名程なので貸切状態での中、レンゴダンスを堪能。従業員のマナーは二プールサイトと奥がレストラン重丸でした。ヴィラに付いているプール、水は冷たいホテルのプール、その先は深い谷です舞踏団との記念撮影

ホテルヴィラセマナでの伝統舞踊
■ Kokokan Hotel

ウブド中心地から南へ歩いて20分ほどのブンゴセカン地区。アルマ美術館やケチャの劇場を敷地内に持つホテル。庭を案内してもらったが、その案内人がオーナーだった。美術館はじっくり見るなら2時間は見ておこう。墨絵を教えていた方と話が合い、車で1時間程の自宅に伺う。父上は有名な木彫家、本人は画家、奥さんは彫金家という芸術一家で迫力のある作品を見ることが出来た。シルバーアクセアリを購入。側にはオランダ軍が作ったという橋があった。アジアは植民地の歴史だったな・・と。


ココカンホテルのプールとレストラン
ココカンホテルでのケチャダンス ■ ケチャ ダンス
声のコーラスとバイナミックな踊りのケチャ。当日は満月と新月に出演するという「スアラ・プルナマ」。虫除けスプレーお忘れなく。

■ 朝食はライスフィールドを超えて

ヴィラセマナの方に誘われホテルで用意してもらったバスケットを持ち、ライスフィールドへピクニック。ウブドの中心地に近いBismaから奥に入るともうそこはライスフィールド。田んぼにはアヒルの群れが。渓谷を眺めながらの朝食。食後の飲み物は採りたての椰子のジュースでした。

ライスフィールドにアヒルが群がっています ヤシの木に登り、取立てのヤシを加工中

■ 観光地巡り
石像

最終日は夜半の出発までを観光に充てる。ホテル予約をお願いした旅行社で手配。(到着時に売り込まれていた)。バトゥール山のペネロカンにてバトゥール湖を一望、ここには激しい物売りがいっぱい。ここからトヤ・ブンカの温泉行きを希望するが断られる。(温泉好きの私としては残念)数ヵ所の寺院周り、お土産屋(半強請、折込済みでしたがここは安いという店で、あのキリンが4倍もしていた。)などをへて、チャンディダサのレストラン(食堂?)の2階から蓮の池を見る。そしてトゥガナン行きをまたもや断られる。塩田を見ながらテンパサール経由で空港へ。ビジネスチケットの待合室、軽食、飲み物、食べ放題、飲み放題、マッサージ付きと至れりつくせりでした。
観光地巡りの足は言葉の問題を気にしないならタクシーの方がベターかも。ヴィラセマラから度々ウブドに出た折、人のよいタクシーの運転手から1日レンタルの依頼を受けたが料金も安く、日本人慣れしたガイド付よりも新鮮かも。食事は焼き飯と焼きソバの食べ歩きにならないように注意しましょう。




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